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彼女の癖

彼女の癖

私の知り合いに全拒否する女の子がいます。

性格が悪いわけではなく、頼ってくる割には、みんなの意見を全部拒否してしまうのです。

もちろん彼女自身に悪気はありませんが、どうしても拒否されてしまう気分がしてしまうのか、みんなからはあまり好かれていませんでした。

そんな彼女から何回か連絡があったのですが、私も彼女の性格は知っていたので関わるのを避けていましたが、みんなが言うほど私は彼女が嫌いではなかったため、

誘われるまま新居へ遊びに行ったことがありました。その時の彼女はいたって普通で、全拒否癖もすっかりよくなったように見えたのです。

そんな彼女にすっかり気を許した私は、「明日も会いたい」という彼女の受け入れを承諾したのです。

その日は天気も良かったので、ドライブへと連れ出し、何の目的もなく海へ向かっていると、彼女の会社の状況の話になったのです。

「今の会社に意地悪な人がいて辛い」と言うので、「上司に相談して、部署を変えてもらったら?」というと、それは出来ないと言うのです。

彼女の所属している部署が忙しいところだと言う事で、すぐに移動というわけにはいかないそうです。

会社の事情もあることだから、それは仕方ないねというと、今度は転職がしたいというのです。

彼女が抱えているストレスの原因は会社にあるようなので、すぐに転職ができるなら今すぐしたい。そう言っていたのです。

あまりにも必至に転職を訴えるので、知り合いに頼み、どこかの会社で募集がかかっていないか調べてもらったのです。

すると急遽、事務を募集していると連絡が入りました。

しかも紹介なので、優先的に雇ってくれるというのです。こんなにいいことはありません。

早速彼女へ連絡し、求めていた転職先が見つかった事を告げると、彼女は低血圧のため朝が早い仕事はできないと断られてしまったのです。

朝が早いといっても、普通に8時30分出勤なのですが、それができないとなるとこの仕事は紹介できません。

こちらからお願いした手前、お断りするという大変失礼な事を先方にはしてしまう結果になったのですが、これは私の責任だと思いました。

それからも何度か仕事を辞めたいと連絡が来るのですが、私はもう仕事を紹介するのを辞めました。

きちんとやる気があっての相談ならいいのですが、断るつもりで相談してきているのなら、私の信用問題にもなりますし、それ以前に周りにとても迷惑です。

彼女にいつかきちんと話してみようと思うのですが、今はそれすら気力が湧かないのがなぜだか分らないのです。

友人からのメール

誕生日になると、友人たちからおめでとうのメールが届きます。

その中で、今でも心に残っている一通のメールがあります。

誕生日に送られてくるメールの内容は、大体が「誕生日おめでとう!すてきな歳になりますように」や、「これからも一緒に歳を重ねていこうね」など、

嬉しい言葉を頂けるのですが、その中でも、思わず涙が出てしまったメールがあります。

私の数少ない親友と呼べる人から送られたメールの中には、「産まれてきてくれてありがとう。一緒の時間を生きてる事に感謝します。」と書かれてありました。

それまで両親からもそんな言葉を言ってもらった事がなかった私は、この言葉に衝撃を受け、それと同時に、私が産まれてきた事を喜んでくれる人がいる事に、

初めて自分の存在価値を認められ、たった一行のこの言葉が、私の心の中にあった空虚間を一気に吹き飛ばした気がしたのです。

私には勿体ない言葉だと今も思っていますが、この言葉を贈ってくれた親友に今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

時々、大きな壁にぶつかり、自分ではどうしようもないほど打ちのめされてしまう事がありますが、あの時親友が贈ってくれた言葉が、今の私を支えています。

まだまだ未熟で、1人では満足になにもできない私に、あの時の言葉がいつも励みになるのです。

そして、この言葉を贈ってくれた親友に恥じない大人になりたいと、心底思うのです。

仕事を通して出会う方々に、しっかりしているや仕事が早いとお褒めの言葉を頂くことがありますが、もし私が本当に立派な人間に映っているのなら、

それは私を創ってくれた方々のおかげだと思うのです。

これまで私が歩いてきた道のりは、沢山の人に支えられ、助言を頂き、励まされ、本当に多くの為になる言葉を頂きました。

もし、周りに人がいなければ、私はとても誰かに褒めてもらえるような人間にはなっていなかったと思います。

叱ってくれる人や甘やかしてくれる人、支えてくれる人の存在は、これからも大事にしていかなければいけません。

今の私に出来ることは少ないですが、出来ることをもっと増やし、恩返しできるような人間になりたいと思います。

「ありがとう」という事は簡単で、誰にでも言える事ですが、「ありがとう」の気持ちを目に見えるような形でお返ししたいと、私が出来る事を必死に探す毎日です。